最近ネットサーフィンをしていたらJBLからゲーミングデバイスのゲーミングイヤホンを出すって公式ページを見たんですが、もう最高に気になりましたよね!
なぜ?それはオーディオ、特にスピーカー界隈ではまず知らない人は居ないって程、超有名なオーディオメーカーだからです。
スピーカー1本だけで300万円する物から数万円で買えるスピーカーまで、最近はモバイルスピーカーに力を入れてるイメージだったんですがその超大手。
それこそオーディオ(スピーカー)に特化してきていたオーディオのノウハウを持っているメーカーがゲーミング用イヤホンを出すって聞いたらそりゃ釣り針が大きくても食い付いていきます!
もくじ
ゲーミングヘッドセットイヤホン「JBL QUANTUM 50」
では実際に「JBL QUANTUM 50」の外装から見ていきます。
外箱は大分しっかりした梱包になっていました。
次に内容物に移ります。
内容物はこんな感じになっており外装と同じ様に内装もしっかり固定されてパッケージングされて好印象を持てます。
公式HPから「JBL QUANTUM 50」のスペック表があったので載せておきます。
JBL QUANTUM 50 | |
周波数特性 | 20 Hz ~ 20 kHz |
マイク周波数特性 | 100 Hz ~ 10 kHz |
最大入力電力 | 5mW |
インピーダンス | 16Ω |
感度 | 97 dB SPL @ 1 kHz / 1 mW |
マイク感度 | -41 dBV @ 1 kHz / Pa |
ドライバーサイズ | 8.6 mmダイナミックドライバー |
重量 | 約21.5g |
ゲーミングヘッドセットイヤホン「JBL QUANTUM 50」のチェックポイント
では実際にパッケージから取り出して各特長を詳しく見ていきましょう。
ドライバーユニット
最初に思ったので「ドライバーユニットでけぇな!」って言うのが正直な感想でした。
ただドライバーシステムが大きいと言う事は低音に力を入れている証拠でもあるので、
ゲーミングヘッドセットイヤホンを名乗るからにはやはり低音に着目した結果って事なのでしょう。
FPSで言うと「足音」と言う情報は低音の部類に入るので低音に強いと言う事は足音の定位をしっかり聞き分ける為には必須な項目だとも言えます。
JBL独自の特許取得済みツイストロック機能
ツイストロック機能とは耳に装着する際にねじりながらイヤーチップを装着する事により安定した着け心地になります。
実際筆者がつけてみましたが、まぁ運動をしながら使うわけでは無いと思うのであっても無くても・・・?って感じでした。
機能としてつけてくれてるならラッキー!って感じくらいですかね?
もともと上記の様なスポーツなど激しい運動用のイヤホンに搭載されていた機能なのですが安価なタイプにも採用されているので嬉しい機能だとも言えます。
イヤホンの装着時の感想
筆者が実際に着けてFPSゲームを最大6時間つけっぱなしと、寝る際に装着しっぱなしで寝た時の感想になります。
普段からずっとヘッドホンでやられてる方は数日はイヤホンタイプでも問題ないでしょうけどそのうち限界が来るかもしれません。
ゲームの6時間程度では耳はまったく痛くなりませんでした。寝る時も寝がえりの際に有線なので邪魔くさく取ってしまう可能性はありますが、通常のイヤホンに比べると確かに痛みは軽微になってる印象でした。
その最大の理由はイヤーチップとドライバーユニットの間にある「ウルトラソフトシリコン製のエンハンサー」のおかげです。
上記の写真の真ん中の黒い部分がウルトラソフトシリコン製のエンハンサーとなっています。
各種ボタン類
次にボリュームコントロールやマイクのON/OFF、アクションボタン等を見て行きます。
ボリュームコントロール
ボリュームコントロールに関してはスライド式だけどちょっと幅がおおざっぱかな・・・?って印象でした。
微調整が難しい感じがしましたね、ただホイールタイプと違って壊れにくそうに感じました。
マイクスイッチ
マイクスイッチはスライド式の為即座にON/OFFを切り替えできて非常に便利です。
後はON/OFFの際にJBLのイメージカラーのオレンジ色で判別できるくらいですかね?
マルチファンクションボタン
音楽を聞くとき等に便利なボタンですが、ちょーっと使いにくい印象ですね。
1プッシュでスタート/一時停止、2プッシュで次の曲へ、3プッシュで前の曲へとなっています。
iPhone等で使う場合長押しでSiriが起動します。
まぁ基本使わない機能だと思います個人的にですけどね。
ケーブルの質感とプラグ
ケーブル
ケーブルはプラグからマルチファンクションボタンまではメッシュタイプとなっており、JBL特有のイメージカラーオレンジがかわいい印象です。
逆にマルチファンクションボタンからイヤホン側は黒いチューブ型ゴムと言うか普段よく見るタイプのケーブルになっています。
ちなみにケーブルのタップノイズはメッシュ部分は軽微ですが、ラバー部分は結構タップノイズが入ると思いますので注意ください。
プラグ部分
プラグ部分はJBLのイメージカラーのオレンジ色になっています。
形状が少し独特な形状をしていてオレンジ色です。
まぁ特に形が独特なだけで得になにかに特化しているわけではなさそうですね。
JBL QUANTUM 50 の音質(体感)
FPSを通しての感想
ここからは筆者の実際にプレイ環境も踏まえてレビューしていきます。
筆者はAstroのMIX AMPを使ってのFPSなどを主にプレイをしてみました。
MIXAMP やサラウンドカードを噛まさなければステレオなので勘違いしないようにしましょう。
普段は上記の「SONY DP-HW700」を使用してFPSをやっているんですが、映画用に購入した物なのでFPSなどに使うのもどうかと思いますけど・・・。
ただ「DP-HW700」はヘッドホンタイプなので包み込まれていて臨場感と低音、中音、高音と非常にバランスが取れていて非常に聞きやすいんですが、低音に特化していないせいか足音に関して言うと少し把握するのが遅れる場合があります。
それに比べて「JBL QUANTUM 50」は音が近いって言うんですかね?低音の定位がはっきりしているので足音が結構しっかり聞こえて来ます。
なので近くに敵が居る場合はよく聞こえて警戒する事が容易になると思います。正直この価格でここまで聞こえるのかぁと感心しました。
マイクに関しては友人にiPhoneで聞いてもらったのですが普段使ってるコンデンサーマイクと比べるのもどうかと思いますが、マイクの音質は少しこもった感じになっていました。
普通の音楽を聴いた時の感想
正直に言います、音楽を聴くのはお勧めしません。
音質的に低音が強いのと高音が強い印象です、いわゆるドンシャリ系の音になっています。
高音が強い曲を聴いていると耳が痛くなってしまう可能性があります、ただASMR等で低音系の音を好まれる方はゾクゾクする体験をできるかもしれません。
JBL QUANTUM 50のイイ所、ダメな所まとめ
安価でもちゃんと音場を確認でき、聞き分けが出来る。
ゲーミングらしく長時間での使用でも耳が痛くならない。
マイクのON/OFFがあるのは非常にうれしい機能。
スマホやPS4、switch等のゲームデバイスに対応している。
ヘッドホンに比べて非常に軽い
ヘッドホンより耳の中が蒸れる場合がある。
マイクの質が少し残念。
音楽用では無いので音楽を聴くと残念音質。
以上になります。
少しでもお役立て出来ればと思いながら書いてみました。
それでは皆さん良いゲームライフを!