ゲーミングPCを購入する時、デスクトップかノートブックか迷ったりしませんか?
私はこれまでゲーミングPCを何台も購入していて、最終的に壊れにくい
ゲーミングPCはデスクトップ一択
だと感じたので、今回はなぜ私がゲーミングノートブックをおすすめしないかをお伝えできればと思います。
今後購入する参考にもなってくれればと思います。
そこで今回はゲーミングノートブックの良い所と、悪いところを自分なりにお話できればと思います。
ここではゲーミングノートブックのお話であり、通常のモバイルブック等GPU(グラフィックボード)が入っていないノートブックの事ではないので、勘違いしないようお願いしたいです。
もくじ
ゲーミングノートブックの悪い所
故障の主な原因
まず最初にゲーミングノートブックの悪いところをお伝えしていきます。
まず排熱です、ゲーミングPCはその名の通りゲームを快適にプレイする為にあの小さなボディ内部にGPU(グラフィックボード)が内蔵されています。
高負荷なゲームをするとGPU温度が上がり、内部は高温になります、高温になると
温度を冷ますため内蔵ファンが高速回転し、非常にファンの音がうるさく感じると思います。
またゲーミングノートブックはあの薄い小さな箱にデスクトップパソコンに必要な物を小さくコンパクトにパズルの様に細かく詰め込んであるため、非常に繊細です。
それにデスクトップと違い、ゲーミングノートブック内部の一部分が壊れたので、パーツ交換修理がしたいと思っても、その部分だけをパーツ修理交換が出来ません。
素人がパーツ修理交換ができるパーツと言えばメモリーとHDD、SSDくらいです。
そしてこれは熱に関係して来るトラブルですが、GPU(グラフィックボード)が熱を持つ事を先程お話しましたが、この熱が曲者なのです。
ある日突然昨日まで動いていたのに、次の日起動させて見たら一瞬だけ動くが直に電源が切れてしまったり、電源がつかなかったりする事があります。
これはゲーミングノートブックによくあるのですが、
長時間稼働させたゲーミングノートブックは内部が非常に高温状態が続きます。
その後電源を切ってまた次の日つけますよね?
電源を切った直後はゲーミングノートブック内部では高温状態で温められた部品が非常に多く存在します。
その部品はハンダ(金属同士を接合させたり、電子部品を接続固定させる物)で接続されている物が殆どです。
ハンダの主成分は鉛とスズを合わせた合金になります、このハンダがパソコン内部の部品と基板をつなぎ合わせて、導通(電気が流れる事)させています。
このハンダも金属ですので熱膨張をします、この熱膨張がゲーミングノートブック内部でも起こっているのです。
この熱膨張が繰り返されると、電子部品と基板をつなぎ合わせて導通させているハンダが劣化し、ハンダクラック(ハンダが割れてしまう事)が起こります。
ハンダクラックが起こってしまうと電子部品と基板を導通させる事が出来なくなり、結果ゲーミングノートブックの電源が入らなかったり、再起動を繰り返してしまったりと、故障と言う形で症状が出てきてしまいます。
ゲーミングノートブックの良い所
使い勝手
次にゲーミングノートプックの良い所を伝えて行きたいと思います。
ゲーミングノートブックは持ち運びが自在です、プレイスタイルに縛りが無くなり、自室からリビングでゲーミングノートブックを立ち上げて気分を変えてゲームをしたりネットサーフィンをしたり出来ます。
そのままバックに入れて友人の家で一緒にゲームもする事も出来ますし、出張先でインストールしておいたゲームをプレイだって楽しめます。
猛者はそのままベッドで寝ながらプレイや、男性陣だけかはわかりませんが、夜のお供にだって一役買ってくれる事でしょう。
そして最大の利点がバッテリー搭載と言う事です、ゲーミングノートPCなんだから当たり前だろ?って思う方も居るかもしれませんが、この当たり前が最大のポテンシャルでもあるのです。
突然の停電時ゲーミングノートブックなら作業中のデータも余裕を持って保存できますし、作業途中のデータが消えたりもしません。
このバッテリー機能をデスクトップで実現させようとすると数万円かかります、それが予め備え付けられているのです。
ゲーミングPCでデスクトップとノートブックに関しては故障のリスクを考えるとデスクトップ一択になります、ただこれはゲーミングノートブックに関しての事であって、通常のGPU(グラフィックボード)を搭載していない、エクセルやワードを基本に使ういわゆる一般的なノートブックとはまた別になってきます。