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「2020」FPS、MMOに最適なゲーミングキーボードメーカー別おすすめ紹介

ゲーミングキーボードって実際普通のキーボードと何が違うの?

って思う方もいらっしゃると思います。筆者も実際初めてゲーミング系を集めるまでは今一ゲーミングキーボードやらゲーミングマウスやらの違いや、価値がわかっていませんでした。そこで今回はゲーミングキーボードについてと、プロゲーマーも使うおすすめのゲーミングキーボードを紹介していければと思います。

もくじ

普通のキーボードとゲーミングキーボードの違い

では早速普通のキーボードとゲーミングキーボードの違いをお伝えしいきます。

ゲーミングキーボードの最大の利点と言うか普通のキーボードの違いは同時入力対応数です。

同時入力対応とは何かと言うと例えばPCゲームでは前進後退左右などの移動方法は【WASD】キーになると思います。そこにアクションボタン(キーボード入力)を押していく事になります。

普通のキーボードだと同時に3つ以上の同時キー入力ができない場合があります。【WASD】を押しながら別のアクションキーを複数押してもうまく反応しなかったりとかですね。

それに対してゲーミングキーボードは人間工学に基づいた設計になっていたり、キーボードの打鍵感が非常に心地よい物だったりと中にはプロファイル等のマクロが組めるキーボード等があります。

ゲーミングキーボードの種類(スイッチの種類方式)

スイッチの種類方式スイッチの種類方式

ではゲーミングキーボードと普通のキーボードの大きな違いの一つでもあるスイッチの種類に関してご説明して行きます。

キーのスイッチの種類は大きく分けで2種類に分かれます。その二種類は【メンブレン方式】と【メカニカル方式】となっております。

さらに詳しく分けると【メンブレン方式】は3種類に分けられ、【メカニカル方式】は2種類に分けられます。

【メンブレン方式】の種類

①ラバードーム方式

②パンタグラフ方式

③バックリングスプリング方式

【メカニカル方式】の種類

①接点接触方式

②静電容量無接点方式

上記の様に分けられます。

メンブレン方式とメカニカル方式のメリットデメリット

では次に二つの種類のメリットデメリットをザックリと解説させていただきます。

【メンブレン方式】のメリット、デメリット

メンブレン方式は薄いシート状のスイッチでコストが非常に安く安価で提供されていますが、壊れやすいと言う難点があります。

あとシート状なので水に強く薄型にできるので多彩な場面で使われています。ノートブックのキーボードや電子レンジ、リモコン等のスイッチにも使われています。

【メカニカル方式】のメリット、デメリット

メカニカル方式はスイッチ1個1個が独立した構造となっており壊れにくく人間工学に基づいて設計されています。そして非常に打鍵音が心地良かったり、キーストロークが一定になっているので非常に打ちやすい構造となっています。

物によってはマクロ昨日が備わっているので特定スイッチがあったりします。

難点と言えば非常に値段が高いです、あと薄くならないので少し重いですね。

余談ですが、メカニカルキーボードは先程説明した通り1個1個のスイッチが独立している事もあり、仮に故障してもスイッチを交換する事によって修理が可能になっている事が非常に多いです。

ゲーミングキーボードのプレイスタイルと種類

ゲーミングキーボードプレイスタイルゲーミングキーボードプレイスタイル

ゲーミングキーボードの中にも特徴があるので軽く説明させていただきます。

FPSに適したゲーミングキーボード

FPS等をする方向けなのは何といっても同時入力キーが多い物です、基本的には【Nキーロールオーバー】と言う物や【6、10キーロールオーバー】などがあります。

この【キーロールオーバー】とはキーボード同時入力がどれだけできるかと言う物です。ちなみに【N】が付いているものは無制限で同時入力が可能です。

ですが今どきのゲームで無制限だったりしてもそこまで同時入力などしないので【6、10】程度の【キーロールオーバー】で十分だとも言えます。

MMOに適したゲーミングキーボード

MMOに適したゲーミングキーボードですが、MMOではキーボードでスキルやアイテムを使ったり連打したりする事があると思います。

そこでプロファイル設定が出来るものやマクロ設定が搭載されているゲーミングキーボードを選ぶ事をお勧めします。

何故お勧めするかと言うとプロファイルでプレイするゲーム事にマクロ設定ができ、尚且つマクロを組むことによって複数のコマンド入力を一つのキー操作だけで出来るので効率が非常に上がります。

おすすめゲーミングキーボード、メーカー別紹介

おすすめゲーミングキーボードおすすめゲーミングキーボード

ではプロゲーマーも使っているゲーミングキーボードの紹介をしていきたいと思います。

色んなジャンルのキーボードを紹介していければと思うので参考にしてみてください。

Logicool

ロジクールは日本でのゲーミングデバイスでは非常に有名ではないでしょうか?その中の【Logicool G】とついている物は基本的にゲーミング向けに開発販売をしているブランドです。

数々のプロゲーマーのスポンサーだったり競技用デバイスの提供元だったりするのでゲーマー目線で言えば間違いない製品ブランドです。

Logicool G PRO X G-PKB-002

このゲーミングキーボードはテンキーレスを採用しています。スイッチはクリッキーで押すときに「カチ、カチ」とメカニカルキーボードらしい心地よい打鍵音がします。

キーボードのLEDはソフトで制御が可能で自分の好みのライティングが可能となっており、スイッチを交換する事も出来ます。交換用スイッチは別売りとはなっていますがゲーマー個人が好きにいじれる設計となっているため人気の一品です。

Logicool G G813

このゲーミングキーボードは有線か無線さらにはスイッチも選べます。自分に合ったキーボードを選べると言う事です。キーボード自体はゲーミングキーボードとしては希少な薄型スイッチを搭載しており、さらに5個のマクロスイッチとメディアコントロールや各種プロファイル設定も可能となっており、LEDイルミネーションは1680万色のライトでカスタマイズできます。

ゲーミングキーボードの名に恥じないゲーミングキーボードです。MMO用のマクロにも対応し、FPSのキーストロークも重点を置いている印象があり、オールラウンダーな一品となっています。

Logicool G G613 (無線)

このキーボードは上部で紹介したゲーミングキーボードの光らないバージョンと言えば簡単かもしれません。

ただし無線なのでそこは注意が必要です。逆にデスク回りのケーブル類が嫌いな人にはピッタリのゲーミングキーボードになっています。マクロキーは6個ついており、MMO、FPSにも対応しているプロも扱うゲーミングキーボードです。

Bluetoothが2台の同時接続が出来るので(ロジクールゲーミングソフトウェア使用時はUSBレシーバーでの接続の際のみ可能)スマホとパソコン切り替えて扱うこともできます。無線と言っても本単は重いので持ち運びには不向きです。

電池式で単三電池二本で公式上では18か月仕様可能。電源のON/OFFがあるので常にON状態では18か月は持たないかもしれません。

Logicool G G610

次に紹介するキーボードは今までのキーボードから必要最低限の物だけを取り入れてリーズナブルになっている印象のゲーミングキーボードです。

キーボードバックライトは白一色になっておりマクロもF1~F12に割り振れます、ただしファンクションキー等はMMOによっては使う場合が非常に多いためそこにマクロを組んでしまうとMMOで使えるか微妙なイメージに。

キーストロークも他の物より若干長い印象です、値段を抑えつつFPSや普段使いにするといいゲーミングキーボードかもしれません。

Razer

【Reazer】は個人的に【windows】界のMacと思っています。

いきなり何を言ってるのかと思う方もいらっしゃると思いますがRazerって1個1個の商品に必ずと言っていいほど個性がありカラーバリエーションがあったり、非常に強いこだわりがあったりする商品が非常に多いんです。

Razer BlackWidow Elite

このモデルは3種類のスイッチから選べます。

完全にプロゲーマー仕様となっており、プロゲーマーチームの【父ノ背中】推奨商品ともなっているようです。キーボード自体にオンボードメモリが備わっており、最大5つまでプロファイルを設定できます。

普段使いにも非常に優秀でキーボード単体としても扱いやすくキー自体のレスポンスもよく「押したのに押せてない」等もありません。マクロ機能ももちろん備わっており、色々な事が出来ます、一例ですがApex等のリロードキャンセル連打なども設定できますが、グレーな部分だとも思いますのでやりすぎないように注意しましょう。

Razer Huntsman Tournament

このゲーミングキーボードはテンキーレスのキーボードになり、最大の特徴は【アクチュエーションポイント】の長さです。

基本のメカニカルキーボードの【アクチュエーションポイント】は2.2mmに対して、このゲーミングキーボードは1.0mmと言う極限まで入力速度を速めたキーボードになります。

つまり簡単に言うと【A】と言う単語を通常のゲーミングキーボードで入力する時、キーを押しこむまでの時間に1秒かかるとします、普通のゲーミングキーボードは2.2mmなのですが、このゲーミングキーボードはその半分以下の1.0mmなので約半分の速度の0.5秒で認識すると言う事になります。

明らかに他の人よりも入力速度が速くなるのでコンマ数秒のFPS、TPSの世界でどれだけ有利になるかわかるかと思います。

この機種ももちろんオンボードメモリ内蔵や、各キーのイルミネーション設定も可能です。

英語配列なので日本語配列とは異なります。

少し音が気になるかもしれません、アクチュエーションポイントが1.0mmなので非常に軽く押しただけで反応してしまいますので普段使いとしては少し癖があるかもしれません。

Razer Blackwidow Lite

このゲーミングキーボードは上記で紹介した【Blackwidow】のライト版です。まぁ名前のまんまですね。

バックライトは白一色となっており、静音性を重視した英語配列テンキーレスゲーミングキーボードになります。もちろんライト版と言っても【Razer Synapes 3】を使うことによってマクロの割り当てや、ショートカット設定などの割り当ても可能となっています。

さらに静音性を重視している事もあり、付属でOリングが付属で付いてくるので自分自身で付ける事により、さらに静音性を高める事が出来ます。

余談ですがこのゲーミングキーボードは限定で白色なタイプも存在しています。一部のユーザーには白一色で統一する方も少なからずいらっしゃるのでそんな方にオススメです。一応商品情報を出しておきます。

Razer Huntsman OPTICAL ACTUATION

このゲーミングキーボードはバランスの取れたスペックとなっているようです。オンボードメモリを搭載しておりインターネット接続時に設定をするとクラウド上に自動で登録されます。

もちろんインターネットに未接続でもオンボードメモリに最大5個のプロファイルを登録させる事が可能です。アクチュエーションポイントは1.5mmとなっておりアンチゴースト機能と10キーロールオーバーが備わっています。(アンチゴーストとは複数のキーを押したときにご入力を防ぐ機能です)

マクロに関してはRazer Synapse3で自由に設定が可能です。

スイッチ音に関しては少し大きめとなっていますので、実況やVC等を重視する方は気になってしまうかもしれません。

余談ですがこのタイプには英語配列にはなってしまいますが【Mercury White】や【Quartz Pink】のカラーバリエーションもあります。

CORSAIR

CORSAIRと聞くと電源BOXやCPUクーラー等を連想する方も多いかと思いますが、キーボードやパソコンケース等色々なハイエンド製品を生み出しているメーカーになります。

よくハズレの無い電源BOXで上位に食い込む事が多いですね、ですがキーボードも中々のハイエンドモデルを世に生み出しています。そんな数あるゲーミングキーボードを数点紹介して行きます。

Corsair K95 RGB PLATINUM MX Speed

このゲーミングキーボードはアクチュエーションポイントは1.2mmとなっており、慣れない方は要注意です。ですが使いこなせれば他のプレイヤーより有利になる事は間違いないでしょう。

マクロ専用キーは全部で6種類あり【CORSAIR UTILITY ENGINE】を使い各種マクロ設定やイルミネーションを設定できます。プロファイルは最大3個までオンボードメモリにより保存可能となっています。

うれしいのが【アンチゴースト】対応で【Nキーロールオーバー】さらに左上部に3つのボタンがありそれぞれ【プロファイル切り替え】【windowsキーロック】【光度の調整】がついています。反対側にはメディア操作が可能な操作パネルも備わっています。

 

まとめ

如何だったでしょうか?

この記事を書くのに実際に触ってみたりしていたため、非常に紹介に時間がかかってしまいました・・・。

まだ紹介しきれていないゲーミングキーボードがあるのですが一旦ここまでで公開に踏み切りました。これからも加筆して行くので気になったり、気に入ったゲーミングキーボードが見つかると思いますので、皆さんも自分に合ったゲーミングキーボード選びをエンジョイしてください。

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